本日は、オオヒラタの産卵セットします。
用意する物
- コバエシャッター中サイズ
乾燥しなくて、虫の脱走もない優れもの。このケースを使うと、ホームセンターなどで売っている飼育ケースは使いたくなくなります。 - Weaponマット
2袋。言わずと知れた当店自慢の産卵用マット。マット産みする虫にはバツグン! - 産卵木
2本。なるべく雑菌の入ってない、少し軽目の材。
産卵木を乾かしている所です。
産卵木はなるべく見た目が綺麗で黒い染み(雑菌)が入ってないもの。
持って少し軽めがいいです。重いものは目が詰まっていて堅いので、見た目が綺麗でもあまり堅いのはやめましょう。
販売している産卵木は、乾ききっていますのでまず水につけこみます。
当店の産卵木でしたら、水につけこむ時間は20分~30分程度で十分です。
そして、その産卵木を一晩乾かし半乾きの状態にします。
水につけた後、乾かさずにそのままセットしますと木がぐちょぐちょになって、せっかく産んでくれた卵が腐ってしまいます。
その時に使用するマットや、産卵木を埋め込むか、ころがすかによって産卵木の水分調整をして下さい。
よく、一晩水につけるなどと耳にしますが、そのような事はほとんどありません。
これは産卵木の皮を取ったところです。
必ずしも皮を取る必要はありませんが、取った方が♀が木をかじりやすいような気がしますし、取った皮も後で使えるので私は取るようにしています。
飼育ケースの底から2~3cm程度、産卵マットを堅く詰めます。
産卵木を横に2本並べて入れます。
その上から産卵マットを堅く堅く飼育ケースが割れない程度に詰めます。
産卵木と飼育ケースの間に隙間ができないようにきれいに詰め込んでください。
隙間ができるとカビが生えやすくなります。
飼育ケースの下から七分目から八分目くらいまで、マットを深く詰め込んでください。
マットにも産卵してくれる虫は、マットを深くするのが大切です。
表面に産卵木の皮を並べれば、転倒防止、乾燥防止、隠れ家にもなります。
出来上がりはこんな感じです。
後は交尾済みの♀を入れて産卵セットの完了です。
私はこの産卵セットの方法で、オオヒラタの幼虫を何千頭いや何万頭と採ってきました。わかりにくい所があったら、お店に聞きにきてね!