店長の飼育部屋

幼虫の割り出し

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幼虫の割り出しをサボッていたので
2令幼虫がたくさん見えてる産卵セットの割り出しをしました。

マナドオオヒラタ F3 Sulawesi Manado ♀37mm

マナドオオヒラタは、インドネシアのSulawesi島の北端のManadoと言う所に生息するヒラタです。
Sulawesi島は、別名セレベス島とも言います。
セレベスオオヒラタと同じ島に生息していますが、セレベスオオヒラタは内歯上がりでマナドオオヒラタは内歯下がりなのです。
スマトラオオヒラタと同じように生息するエリアによって固体変異が見られます。
今のところ、当店のマナドオオヒラタは全て内歯下がりが羽化しておりますが、これから先も100%全て内歯下がりになるとは言い切れません。
スマトラオオヒラタのアチェ産はすべて内歯下がりだと勘違いされている方も多いようですが、
今から20年ほど前、アチェ州だけでとれたスマトラオオヒラタを50ペア程持って帰ってもらった事がありました。
その時、やはり内歯が少し中間っぽいヒラタがいました。
生き物ですから、100%と言うのはありえません。
その辺を踏まえてブリードを楽しんでいただけたらと思います。

トータル47頭でした。
なかなか良い結果でした。
♀のサイズは37mmしかなくかなり小さかったのですが、小さくても沢山産卵してくれる場合も多々あります。(まっ腕もあるかな?)

なかなか沢山産卵してくれないと言われるお客様がいらっしゃいますが、たいていは私のアドバイス通りしてもらってない方が多いようです。
まっ、一度騙されたと思って私のアドバイスを聞いてみて下さい。
取れ過ぎにご用心!

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